コロナ禍での大学受験のために浪人生だった私がしたこと7選

スマホを制限

 何よりもこれは全ての受験生にしてほしい!スマートフォンは便利ですが、受験生活においては基本的に害にしかなりません。

 LINETwitterInstagramYoutubeTikTokなど魅力的なアプリは即削除しましょう。初めのうちは気になってしまうかもしれませんが、しばらく消したままにしておけば、すぐに慣れます。それに、自分が必死になって勉強しているのに、遊んでいる友達の姿を見るのは、あまり良い気持ちがするものではないでしょう。

 仲の良い友達には事前にスマホを制限すると伝えておくと心配されずに済みますね。スクリーンタイムを見ると分かると思いますが、私たちは思っている以上にスマホに時間を費やしています。受験前の貴重な時間を何時間もこれらのアプリに奪われるのはもったいないです。

軽い運動をする

  今もコロナウイルスは流行していますが、私の受験の時にも流行していました。私は浪人し予備校に入ったのですが、初夏まで予備校の授業は行われず...。家でただひたすら一人で勉強していました。となると、全く家から出ません。高校生は沢山運動しているものですから、浪人生になると運動不足に陥りがちです。

 運動しないと頭も鈍くなります。心の健康のためにも一日に最低15分程度は散歩に出かけたり、家の中で出来るトレーニングをしてみましょう。

食生活に気を配る

 コロナ禍で免疫も落ちてしまえば、受験に落ちるどころでは済みません。周りにはエナジードリンクやお菓子などが溢れていますが、中毒性も高く、あまり健康に良いとは言えないでしょう。

 お菓子を食べると、血糖値が急激に上昇し、一時的に物事に集中できるようになりますが、その後、すぐに頭がボーっとし始めます。お菓子などは控えめにしましょう。

 一日三食。私は朝にはヨーグルトやフルーツを食べ、昼はお弁当。コンビニなどへ買いに行く場合にも、サラダなどを積極的に選ぶようにしていました。夜は栄養バランスの取れた、あたたかいご飯を食べました。どうしても間食がしたくなった時には、コーヒーを飲んだり、ナッツなどの体に良いものを食べたりしていました。栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。

 自己管理が出来なければ受験に合格できません。

環境に頼る

 毎日受験勉強をし続けるのは、並大抵のことではありません。ましてや一人で宅浪...なんてよっぽどの精神力がなければできないでしょう。「環境に頼る」と聞くと、意思が弱いようで、悪い印象を持たれる方が多いかもしれませんが、むしろ、自分を変えるためには、環境に頼るのが一番の近道です。塾や予備校には、大抵自習できる場所があるでしょうから、可能な限り朝早くからそこへ通って、その環境に身を置きましょう。周りに勉強している人が居るというだけでも、勉強に集中できますよ。

勉強の合間に音楽を聴く

 よく勉強中にBGMとして音楽を聴いている人がいますが、あまりオススメしません。少なくとも国語や英語などの言語科目を勉強している時に、音楽を聴くのは控えましょう。ランニングなどの単純作業においてBGMがあることは、作業効率を上げますが、受験勉強においてBGMは効率を下げます。

 そのため、音楽を聴きたくなった時には、好きな曲を数分間、勉強せずに聴きましょう。ちょっとした気分転換にもなって、勉強に集中できるようになりますよ。

やりたいことリストを作る

 受験勉強に取り組むには、自分のやりたいことをどうしても我慢しなければいけませんよね。カラオケに行きたい、プールに行きたい、ライブに行きたい…。誘惑がとても多いです。そこで私は、やりたいことリストを作り、受験が終わった後にそれをする姿を想像してストレス発散していました。リストとして書くことによって、欲求がかなり満たされるのでオススメです。

人と話す

 私は予備校に通ったことで、一緒に勉強を頑張れる友達や、尊敬できる先生に出会えました。もちろん、お喋りしすぎるのはよくありませんが、適度な会話は受験生活を送る上でも必要でしょう。友達に勉強の質問をし、お互いに教え合って切磋琢磨し合うのも良し。友達に些細な愚痴を言うのも良し。先生に質問するのも良し。受験を通じて、人との繋がりの大切さも実感できます。浪人した一年間、様々な面で家族に支えられていました。そんな沢山のありがたい存在に気づけたのは、受験のおかげとも言えます。だから受験は人を成長させるのかもしれませんね。

 

 いかがでしたでしょうか。私はこれらのことを心がけて必死に勉強したおかげで、第一志望の有名大学に合格することが出来ました。

 頑張る受験生の参考に少しでもなれば幸いです。

 皆さんもぜひやってみてくださいね。